漫画「島さん」分冊版1話のネタバレ
コンビニへクレームにやってくるおばさん。
「少々お待ち下さい」
そういってラジオを弄くり、直していく島さん。若いバイト店員である子関はどんなクレーム内容だったのか尋ねていく。
「電池がプラスマイナス逆に入っていた」
「しかも、ウチで売ってる電池じゃなかったんだ」
言い返せば良いと伝える子関。お人好しである島さん。気を取り直してインターネット受付のやり方を教えて欲しいと子関に頼み込んでいく。
「島さんっていい人なんだけど一緒に仕事するの不安だよなぁ…」
同時に何か異臭を感じ取る子関。島さんが腰に湿布を大量に貼っていたのだ。
「今日は昼間も交通警備のバイト入っててね」
驚く子関。
先に休憩して仮眠するように促していく。子関のお言葉に甘えて先に休憩へ入る。
「そうそう!お酒とタバコの年齢確認だけ気をつけてね」
子関に忠告だけしておく。そして島さんが休憩に入ると深夜のコンビニには不良少年4人が来店。内心でドキドキしていく子関。明らかに未成年であった。
「タバコ、33番」
島さんに忠告を受けた言葉を思い出す子関。年齢確認を実施していく。しかし、身分証明は持っていないと語る不良の二人。
「今持ってないだけだからさ、レジ打って下さい♪」
苛立ちが募っていく不良二人。最終的にブチギレていく。面倒だからもう売っちゃおうと考える子関。
「どうしました?」
休憩の終わった島さんがバックヤードから出てくる。そして普通に不良少年達に伝えていく。
「あ…未成年の方にタバコは販売できません」
さらにキレる不良少年二人。仲間を待たせていると一人が指を指す。そして島さんは本を立ち読みしている仲間の所に足を向けていく。
「年齢が確認できなければタバコの販売はできません」
「お連れの方にもどうぞよろしくお願いします」
車の騒音もウルサイと伝える島さん。短髪で顔面凶器の男と金髪に鋭い目つきの男。
島さんは鋭い目つきの男の目をみながら話しかけていく。金髪男が無言でコンビニから立ち去っていく。後を追うように残りの仲間もついていく。
「初めてじゃねーの、アタマがお前だって分かった奴」
不良4人のリーダーに島さんは的を絞って説得していたのだ。子関は窮地を助けてもらったお礼を述べる。そしてバイトも終わり。バックヤードで着替える島さん。
彼の背中にはびっちりと和彫の刺青が描かれていた。1話はここで終了。
島さん…あんたは何者だよって感じで食らった第1話であった。元ヤクザなのだろうか…。若い頃に危険を冒して今はヒーヒーしていると子関に語っている場面もある。魅力的なおじさんである(笑)