島さん【3話】ネタバレ

漫画「島さん」分冊版3話のネタバレ

島さん

 

 

島さんの住むアパートに新聞の強引な訪問販売。お風呂に入っていた島さん。小さい覗き窓から夜のバイトがあるから訪問販売をやめて欲しいとやんわり断っていく。

 

「島さんってウチの店員じゃないんですか」

 

店長から意外な事実を聞いて驚く子関。何年も夜勤をやっている島さんであるがメインは沢みなみ店長のいる店だが、時折ヘルプで頼まれて他の店舗に手伝いへ行くのだ。

 

今夜はいつもと違うコンビニ。
懐かさしさを感じる島さん。スイヅ君といった知り合いの店員と働ける事を楽しみにして顔を出していく。

 

バイト開始。
島さんの理想通り、スイヅ君と一緒にバイト。当時は入店してきた彼と一緒にバイトをしていた島さん。まだ頼りない時代のスイヅ君を思い出していく。

 

「検品終わりました」

 

しかし、今現在のスイヅ君は超仕事が早かった。テキパキ仕事を終わらしていくスイヅ君。当時の夜勤リーダーだった子は元気にしているか尋ねる。

 

「今の夜勤リーダーは私です、彼は辞めました」

 

スイヅ君は語っていく。元夜勤リーダーとの間に出来た確執を…。ある日、レジ点検で1万円のマイナス。どこを探しても無し。夜勤リーダーは店長にもスイヅ君にも良い顔して接していた。

 

そして、仕事終わりに彼と話そうと近づくと元夜勤リーダーはポケットから1万円を出していたと語るスイヅ君。

 

この話は今初めて人に話したと語るスイヅ君。そんな出来事もあって人として成長した事を告げるスイヅ君。もう泣かない事を誓う。そして日本はサムライの国と称して兄弟が欲しいから島さんと兄弟の盃を交わしたいと伝えるスイヅ君。

 

「日本でひとりは辛いです」

 

スイヅ君の気持ちを汲み取ってお茶で兄弟の盃を交わす二人。

 

「よろしく兄弟」

 

仕事も順調。上がりの時間になると店長が大声をあげていく。

 

「クレーム入ったぞ」

 

肉まんの仕込みが出来ておらず冷たいといった苦情が入っていた。しかもお客は怒り、返金と謝罪を要求していた。スイヅ君は自分は肉まんを販売していないと伝える。

 

そうなると犯人は島さんしかいない。
島さんも定かではなかったので自分の責任だと感じて店長に謝罪をしていく。

 

翌日。
島さんのいつもの働くコンビニの前にはスイヅ君の姿。彼は島さんに謝罪する。昨日の肉まんの件。犯人は自分であった事を伝えるスイヅ君。

 

同時に最初から自分が犯人だとわかっていたと語る。信用を失うのが怖くて嘘をついたと語るスイヅ君。

 

頭を下げる彼に島さんの人情が伝わっていく。

 

「疑うことなんてない、こうして言いに来てくれたじゃないか…兄弟だろ、ありがとな」

 

頭をあげるスイヅ君の顔は涙でくしゃくしゃになっていた。第3話は終わりである。

 

さすが元任侠系の男である島さん。兄弟を信じていた。同時にスイヅ君も自分の非を認めて謝罪に来る事から根は非常にいい奴だとわかる内容であった。それにしても島さんは過去に何をやらかして現在があるのか…。彼の過去が気になる漫画である!

 


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