漫画「島さん」分冊版6話のネタバレ
島さんの半年ぶりにある店のヘルプに訪れていた。そして目の前を見て驚く。ベターデイズの前にはジェロニモといったライバルのコンビニ店が出来ていだのだ。
出勤前にライバル店に顔を出してコーヒーを注文していく島さん。店員の「いらっしゃいませー」に釣られて自分も挨拶をしてしまう。
そして手にジェロニモのコーヒーを持ってヘルプする店に顔を出していく。ジェロニモの話をするとオーナーである派場がブチギレ。
「…島さん…ウチぁ今、あそことドンパチの真っ最中なんだよ」
派場にとってライバル店のコーヒーを持っているなど言語道断であった。以前は温厚派だった派場が鋭い目つきの過激派になっており、経営状況が大変な事を察知する島さん。
そして今夜のヘルプは大黒(だいこく)といった青年と一緒に働いていく。
早速、客にキレられてる大黒。
もぞもぞ喋っており、会話が聞き取れなかった模様。大黒は青森出身でイントネーションにコンプレックスを感じていた。
その後、呪文を唱えているようだとお客にキレられる大黒。
そして休憩時間に差し掛かる。
大黒はジェロニモのコーヒー無料券を島さんにプレゼント。実は夜勤明け、ジェロニモにスパイへ行かされていると明かしていく。そんな中、島さんにジェロニモの女性店員について尋ねる大黒。
彼の反応ですぐに大黒がジェロニモの女性店員に惚れていると気付く島さん。大黒は一目惚れしていた。しかし、勤務外の買い物でジェロニモを利用する事は店長から禁止されていた大黒。
彼には恩義もあったので店長の指示は大黒にとって絶対であった。
また緊張しいの大黒。対面してもまともに喋れないので今のままで充分だと伝えていく。そして翌朝。夜勤を終えてバックヤードで派場と合流。
島さんは大黒がいない事に気付く。
すぐにジェロニモへ偵察に行っていると察知。派場から大黒が何をしに行ったのか聞く島さん。
大黒は派場からジェロニモへクレームをしてこいと指示されていた。理由はプリンを食べるのにスプーンが付いていなかったのだ。
ジェロニモのレジ。
対応は好意を抱く女性店員であった。葛藤が生まれる大黒。そこへ島さんが息を切らして現れる。
「スプーンください」
島さん。ベターデイズの制服を着たまま来店していた。すぐに向かいの店の店員である事がバレる。一気に気まずさを増す島さん。難癖をつけに来た訳ではないと伝えてすぐに帰ろうとしていく。
そしてジェロニモの女性店員は大黒に伝えていく。
いつも会計の最後に「ありがとうございます」と伝える大黒。その言葉が一番嬉しいと語る女性店員。彼女はポケットからコーヒー無料券を大黒にプレゼント。
硬直している大黒の顔を覗く島さん。彼の顔は真っ赤に染まっていた。一方、ジェロニモの人気プリンを食べて、その旨さに納得していく派場であった。
第6話はここで終了。
大黒の恋路を後押しする訳ではないが、障害が起きないようにフォローしようとしていく島さん。大黒とジェロニモの女性店員。二人は結ばれるのか。いずれまたヘルプに行った時に二人は交際へ発展していそう。そんなエピソードを見てみたいと思わせてくれた。