島さん【8話】ネタバレ

 

 

冒頭、選挙カーが五月蝿くて眠りにつけない島さん。窓を開けてボヤく。

 

本編へ。
島さんが働くコンビニ「ベターデイズ」に青井といった新人スタッフが入ってくる。

 

店長から紹介を受ける島さんと子関。

 

「青井です、よろしくお願いします」

 

感じの良い青年であった。しかし、翌日、紹介を受けた新人の青井がバックレる事件が発生。

 

子関は店長が怖かったから本能的に察知して逃げたと訳の分からない事を言い出していく。

 

ボヤく店長。
突然、来なくなる新人スタッフは少なくいと。諦める店長であったが、少しだけ怒りがこみ上げていく。

 

「教えてた時間と労力返しやがれ」

 

一方、コンビニバイトをバックレた青井。彼の本性が曝け出されていく。彼はサボれそうなコンビニを探していたのだ。気に入らなければドロンすればいい…。そんな気持ちを抱いていた。

 

数日後。

 

新しいベターデイズにて面接を受けて研修に入る青井。そこにはヘルプとして島さんが訪れていた。

 

「ヘルプ…この人、確か前の店の…」

 

驚く青井。しかし、島さんの反応を見て自分の事を覚えていないと判断。そのまま研修を続けていく。そして店長が青井に忠告。

 

「青井君！挨拶はもっと大きく、接客業なんだから明るくね」

 

翌日。
青井は再び店をバックレる。彼にとって店長が面倒な人間だと思ったのだ。

 

再び数日後。
別のベターデイズにて鉢合わせする二人。青井が素っ気なく尋ねていく。

 

「あの、どっかで会いましたっけ？」

 

島さんの反応で気づいていないと判断していく青井。ざっと仕事を済ませて売り場の整理をする青井。面倒なレジは島さんに任していく。

 

「悪いのはそっちだろ！」

 

クレーム客の対応をしていた島さん。客は違うタバコを渡されたと怒り口調であった。

 

「オレは常連だぞ！」

 

その言葉を聞いて、青井は面倒な客が常連だと思い、この店も外れだと思っていく。バイトが終わって店長からタバコ販売に気をつけて欲しいと忠告を受ける青井。

 

「ビデオ確認したけど青井君の渡し間違いだよ」

 

島さんが謝っていたが本来は青井のミスであった。島さんに尋ねる青井。

 

「あんなに怒られて謝って…バカバカしくないですか？たかがコンビニにバイトでしょ」

 

島さんは自分のコンビニバイトに対する思いを語っていく。

 

「お店に来た時より、お店を出る時、その時、喜んでもらえたら嬉しいから」

 

島さんは青井へ伝える。夜勤になれたらヘルプに来て欲しいと。

 

その後、子関が青井を近所のベターデイズで見たと大騒ぎしていく。島さんが以前にヘルプにいった店である。子関に青井がしっかり仕事していたか尋ねる島さん。

 

彼が一生懸命に見えたと聞くと「そっか」と笑顔で呟く。

 

何かを感じ取る店長とまったく理解できない子関。ここで第8話は終了である。